フランスでの挑戦 〜saezou日記〜

今シーズンは、フランスのナントに拠点を置いて活動していきます。フランスでの挑戦を発信していく予定です。

ボッコボコ

更新がちょっと遅くなってしまったけれど、7/12(木)〜7/13(金)に行われたDeux sèvrienneという2日間のステージレースにチームで参加してきました。後半戦初レースでした🇫🇷

 

水曜日に移動して、宿泊場所の高校へ🙄学校に泊まるって、どこかで聞いたことがあるような🙃笑
体育館みたいなところで雑魚寝みたいのを想像してたから、1人一部屋ちゃんと与えて貰えてちょっとびっくり😳まあ、予想を下げておけば、だいたい幸せになれる笑

 

 

2018/7/12(木)
第1ステージ
距離:99.7km(+パレード)
結果:11位(+5m29s)
http://www.velopressecollection.fr/route/classements-route/la-deux-sevrienne-12-et-13-juillet-2018-classement-23177-html

 

チームからのオーダーは、エースをjrのアモンディーヌにして、彼女で総合ジャージとjrジャージを取ること。ラスト30kmまでは自分たちから攻撃は一切仕掛けないこと。マークするように言われたチームが両方乗った逃げにだけ反応すること。それ以外の逃げは行かせ、逃げに乗ってもアモンディーヌが乗っていない限り回らないようにと。ラスト30kmの800m+2kmの登りでエースと私以外のチーム全員で交互に攻撃を仕掛け、私はそのあとの下りを先頭でくだり、そのまま1kmの登りを下から全開で登るようにと。

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↑スタート前✨

 

コースはほぼ平坦はないが、前半の70kmは緩いアップダウン。後半の30kmは500m〜2kmくらいの登りが連続し厳しくなる。山岳ポイントは2箇所⛰

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フランスの夏も日本ほどではないが、暑い☀️しかし、今回のレースは午前中スタートで昼すぎには終わるので、暑くなる前に終われるのが良かった👍

 

スタートして最初の20kmは何もなく、淡々と進む。20kmから道幅の狭い区間に入り、1番強いであろうチームの攻撃が始まる🔥

ステージレースかつラインレースというとても良いレースなのに、参加チームが少なく…。単騎の選手も多いため、実質チームとしてちゃんと機能できそうなのは3チームほど。


他のチームもまだ80kmもあるしという感じで、2回程で1人逃げが決まる。プロトンは追走に出ようとするチームのアタックで安定しない。

 

チームメイトの1人がアタックに反応したにもかかわらず、途中で踏みやめているのが見える。そして、何事もなかったかのように集団内に…🤣

とりあえずマノンと話し、2人に追ってもらうが差は広がるばかり…。再びマノンと話し私が急いで先頭に行き、1人で40秒程詰める。追いついたと同時に定石通り、そのチームがアタック。しかし、誰も追わない…😤

 

この日はマノンと私はラスト30km〜の攻撃を中心にする予定が、もう最初からチームが機能しないことを悟る😑

 

マノンと私で仕事して、ポロポロと行った7人の逃げが決まる。各チームバランスよく乗ったので、これは決まるなーと。私たちのチームからもアモンディーヌとスプリンターのジュスティンヌが乗ったので、チームとしてはすごく良い展開らしいから、一旦お仕事おしまい。(マノンと私は不安だったけれど笑)

 

プロトンは特に引くチームもなく、時々追走に出る動きがあるもののどんどんタイム差が開いていく。7分くらいまで広がったところでラスト30km。


予定通り、マノンが坂の1番下から攻撃をかける。チームで攻撃を続ける予定だったが、予想通り?チームメイトは誰も攻撃を続けず…😑

しかし、ここは運が良く?他の人が攻撃を続けてくれたので、1人で数回さばいているうちに4人の逃げが決まった。力づくで出来た強力なメンバーだったので、これはこのまま決まるなーと。ちなみに、スタート前に強い人の番号を書いてって言って、書いてくれた3人と全く同じメンバーで吹きそうだった🤣笑

 

前には7人いて7分以上開いているし、追いつかないだろうから、とりあえず一緒に回していく。

 

先頭の逃げ集団では、このラスト30km区間で1番強いであろうチームの2人が抜け出して、チームメイトは2人とも後ろに取り残されたらしい…。まあ、そうなるよな…😑てなわけで、1番強いであろうチームは回らなくなり、追走集団もぎくしゃくし始める。ラスト10kmで後ろから1番強いであろうチームの子が1人で追いついてきて、さらにぎくしゃくした状態でラストへ。

 

ラスト1km手前〜600mまでが、道幅が狭くかつ路面の悪い道の連続コーナーで超テクニカル😵そこから、ラスト300mまで15%の激坂を登り、ラスト300mは緩斜面になって終わり🏁激坂の路面は石畳😵

 

ラスト300m〜激坂と聞いていたので、ちょっと早く現れてびっくり😵これがあと600mも続くのか…と思って登っていたら、置いていかれた😓さらに石畳の上での自転車の進め方がわからず大苦戦🤣

 

チームでは、後方の逃げ集団の頭を取ったアモンディーヌが3位、ジュスティンヌが5位。勝ったチームに完全にボッコボコにされた1日だった。常に後手を踏んでいて、個人としてはすごく不完全燃焼…😓

 


2018/7/13(金)
第2ステージ
距離:103.3km
結果:17位(+1m8s)

 

7時に宿を出て、スタート地点へ!のはずが…間違えてゴール地点へ🤣間に合わないよーって大慌てでスタート地点へ🚚朝からハードだったf^_^;)
9時45分スタートと昨日より更に早いが、今日はもうすでに暑い😵

 

コースは昨日よりは緩いアップダウンだが、テクニカル区間が多い感じ。山岳ポイントは1箇所のみ⛰今日のオーダーもアモンディーヌがエース。私とマノンは総合で遅れているので、最初から攻撃を仕掛けて逃げに挑戦するようにと。

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最初から展開があるだろうから、しっかり目にアップした。予想通り、スタートしてすぐに総合を逆転したい人たちのアタック合戦となり、集団は落ちつかない。マノンと二人でそのアタック合戦に加わる。しかし、リーダーチームは逃げを絶対に行かせたくない感じ。リーダーチームが前方にやってきてハイペースでローテーションを始め、やっと集団が落ちついた。

 

リーダーチームの疲れが見え始めた頃にマノンと私で再び攻撃開始。2人じゃなくてもっと多くの人数で攻撃出来たら、リーダーチームをもっと疲弊させられるのに…。監督から決まりそうにないので、一旦アタック合戦を中断して脚を貯めるようにと。一気にサイクリングペースまで落ちる。

 

さらに監督から、56km地点の唯一の山岳ポイントで仕掛けるようにと。私とマノンとエースのアモンディーヌ以外の3人で登り前からペースを上げ、私が登り口で全開でアタックし、その後のマノンのアタックで決めるというもの。

 

50kmすぎくらいから、チーム全員でまとまって前に行くが、全くペースが上がらず。まあ、予想通りっちゃ予想通り…🤣むしろペースが落ち、アタック合戦が始まる。結局それにマノンと2人で対応しなきゃいけなくなる…😓

 

30秒くらいの1人逃げが出来た状態で、山岳ポイントの登りへ。指示通りに登り口から全開でアタックする。後ろを振り返らずに全開で🔥その後、逆サイドからマノンがアタック。集団はブチブチになり決まりそうだったが、登りが600mくらいしかなく大きな差にはならず、平坦区間で再び1つの集団に。全開でアタックした直後はあまりにきつすぎて、ギリギリ集団の後ろにへばりつく😵

 

その後も2人で交互にケアしながら、攻撃を続けて行くが、5人で交互にケアし攻撃を続けるリーダーチームを大きく崩すことは出来ず、長くて2〜3キロずつしか逃げられない😑

 

65km地点くらいで1人逃げが決まる。これは行かせても問題のない逃げだったので、放置。リーダーチームも放置したので、一気に集団との差は1分15秒まで開いた。そこで、リーダーチームの1番強い子がアタック🔥私はリーダーチームの3人に外側から完全に囲まれ反応出来なかったが、誰も追っていないのが見える。これはまずすぎる…🤣後ろに下がり、リーダーチームのブロックから抜け出せて追い始められたのが10秒後くらい?この差がのちのち自分を苦しめることになった😓

 

ちょうど運悪く、そのアタックがあったのは街の中。いや、運が悪いんじゃなくて狙っていたのかも🙄石畳に段差、連続コーナーとテクニカル区間が続き、追っているのにもかかわらず離されてしまう。しかし、ここで集団に戻ったら地獄が待っているので、何が何でも追いつかなければいけない。

 

やっと街中を抜けて田舎区間へ。向かい風の中、もう全開で踏んで、やっと追いついた。その後2人でハイペースで回し、前に逃げていた1人も吸収し、逃げは3人に。ペースも良くこれはゴールまで逃げ切れるのでは?と淡い期待を抱いたが、集団も全開で追ってきたようで15kmくらい逃げたところで吸収。追いついてきた集団は少し小さくなっていた。

 

3人で逃げていたラストに1人追いついてきたし、集団では追走に出ようとする動きが激しかったよう。これに対応するのにマノンは疲弊していた。私もマノンも疲弊した状態でのリーダーチームの攻撃にはなす術なく。この時集団にチームメイトは5人…。

 

ラスト10kmくらいでリーダーチームの1人逃げが決まる。もうみんな疲弊していて誰も追えない。あっという間に1分20秒くらいまで集団と差が開いてしまい、前に行って追う。チームメイトが5人集団に残っているので私たちのチーム任せになるのは当たり前。最後の力を振り絞りながら1人で順調に詰めていったが、25秒差まで詰めたところでもう限界😭直前の15kmの逃げの疲労が大きすぎた…。

 

チームメイトに助けを求めるも誰も来てくれず…。2人いれば追いつくのに…🤣他のチームの1番強い子が来てくれたが、前まで来たときにタイミング悪くメカトラ。もうどうにも出来なかった😂1対1で追いつく脚がなかった。リーダーチームにあなたたちのチームは勝つ気がないのね😜って言われて、私は勝ちたいんだよー😭って悔しかった。脚がなかった。あとちょっとが埋められなかった😂

 

そこからもリーダーチームにボッコボコに攻撃され、これ以上追走を行かせないこと以外もう瀕死の身体には何も出来なかった😓

 

ラストはマノンと話し、スプリンターのジュスティンヌのアシストを。残りの力を振り絞りながらラスト500mまで位置どりして、その後はマノンに託して流して終わり。最後は後ろからみんなすっ飛んでいった💨ジュスティンヌが最高位の4位✨

 


5対2じゃ勝てないし、今のチームの弱点が顕著に出たレースだったなーと。仕事しすぎて疲労感が尋常じゃない😭けれど今日は、自分でもびっくりするくらい動けた🙆

 

チームとしては、ジュスティンヌのu23 1位、2emeカテゴリー 1位、アモンディーヌの総合3位を守れたから最低限良かったらしい…。