フランスでの挑戦 〜saezou日記〜

今シーズンは、フランスのナントに拠点を置いて活動していきます。フランスでの挑戦を発信していく予定です。

コースの難易度

今日は完全休養日😆

Thierryの兄弟家族が家に遊びに来ました👍

そしてお決まりのBBQ🍖

↓でっかいお肉に大っきなサーモン😳

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さすがヨーロッパ、サイズ感が違います🙃

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↑いろいろあったけれど、今日のハイライトはなんと言ってもこれ🤣🤣

 

犬vs猫で終始喧嘩をしていました😵

まあ喧嘩のきっかけが、猫の食べものを遊びに来た犬が食べたこと😝笑

兄弟喧嘩みたいなことを犬と猫もするんですね笑

お互い食いしん坊だから、本当に困ったもんだ😤😤😤

 

そしてなぜだかわからないが、私は犬にも猫にも好かれてしまうから、間に入らざる負えないっていう🤣怖いんだってばー😂😂😂

 

まあ、犬はまだ怖いので?最後は猫を守ってあげましたとさ😉💕ごめんね犬🙏

 

 

てな話はどうでもよくて?

ちょっと真面目な話✏️

フランスのアマチュアロードレースを2ヶ月走ってみて、まあいろいろと日本のロードレースとは違うなーと思った点があるわけで。

その中でも今日はコースの難易度について思ったことを書こうかなーと😉


フランスといってもあくまで私の走っている地域、それも女子のことしか知らないので、すごく狭い世界のお話ですが、何かの参考になればと。

 

フランスと日本ではもちろん路面も道幅も風もぜんぜん違う。だから一概にどっちの方がコースがきついとか難しいとか言えないんだけれど。

 

ここまでブログで、レースの規模を①、②、③と表してきたが、フランスでは規模に伴ってコースの難易度が変化していると感じる。

なるべく知っている人が多いわかりやすいコースでコースの難易度の例をあげると、
規模①→湾岸クリテ
規模②→群馬、広島
規模③→修善寺、輪島

 

つまり、規模の小さいレースほど、コースの難易度が低く、規模が大きなレースほど、コースの難易度が高い。(あくまで私の走っている地域の女子の話なので、あしからず。他の地域や男子がどうなっているかは知りません。)

 

最初は偶然なのかなー?とも思ったけれど、明らかに意図的にコース設定されているなーと。

フランスでは男子は細かくクラス分けがされていて、始めたばかりの人がプロと走るってことは絶対にないんだけれど、女子の場合はフランスでもそこまで競技人口が多くないから、一応の個人カテゴリーっていうのはあるものの、レースは全部ミックス。つまり始めたばかりの人もプロもアマチュアレースでは同じレースを走るってわけ。

ここは日本と同じ🙆

(一時期、女子もクラス分けした方が良いんじゃないか?って話が一部で出ていたけれど…フランスでもそれは無理みたい。)

 

じゃあ、何が違うかって。

”コースの難易度”

つまり、コースの難易度を変えてロードレースを成り立たせている。

地域のレースになればなるほど、脚の差が大きい。しかしコースの難易度を下げると脚のある人も頭を使わないと勝つのはなかなか難しい。

 

つまり、何が言いたいかというと、日本の女子のレースのコースの難易度をもう少し下げても良いんじゃないかなー?と。

もちろん全部とか言っているんじゃなくて、実業団のレースだったり、学連のレースの話。

 
例えば、去年私が走った国内のロードレースで考えて見ると、3月の宇都宮ロードは1周目の鶴カントリーの坂で5人。4月の東日本クラシックは1周目の心臓破りの坂で3人。5月の修善寺カップは1周目で2人。
どのレースも最初の坂でばらばらになってしまうから、もう展開とか一切ない。逃げ集団じゃなくて、ただ脚のある人がいるメイン集団。坂が登れる人、脚のある人だけが勝てるレース。チーム戦もなければ、アタックもない。

 

これを見ていて、どのくらいの人が楽しいと思うのだろうか?たった2年間しか、レースを走っていない人が何を言うって言われそうだけれど、女子のレースで唯一展開があったなーと感じたのは一昨年の湾岸クリテリウムくらい。


日本の女子のレースを見ていて、どのくらい面白いって思う人がいるのかわからないけれど、私は正直面白くない。まずは見ている人が楽しいって思えるようなレースをしなくちゃなーって。ロードレースって脚がある人だけが勝てる競技じゃなくて、脚と頭の両方が必要な競技なんじゃないかなーって。

 

もちろん、フランスよりも日本の方が脚の差があるように感じるし、一概にコースの難易度を下げたらロードレースができるとは言い難いけれど、コースの難易度を下げたら日本でもチーム戦だったり、逃げだったり、もう少し展開のあるロードレースが女子でもできるんじゃないかなー?と思っただけです。

 

これは日本にいるときは全く気づかなかったこと。それが当たり前だと思っていたから。一回外に出てみるといろいろ気づくこともある。

 

まあ、私は難易度の高い厳しいコースの方が展開を作るのが楽だし、嬉しいんだけれど…f^_^;)笑 正直、全部修善寺でも良いくらい笑

 

もちろん男子とコースを変えて、女子だけの為にロードレースをやるのは難しいってことはわかっているし、公道を使ってレースをするのも難しいっていうのもわかっている。

 

国が違えば、法律も文化も違う。
全く同じにした方が良いって言っているわけじゃないけれど、参考になる点もあるんじゃないかなー?と思って書きました✏️